人間であるから、弱いから、逃げることをやめない。

言い訳ばかりして逃げることは、刃で、銃弾で傷つけることよりカッコいい。

言葉はなんのためにあるのか、詩は、音楽は、平和の中にある戦いだ。

日常の中にある戦いは、最低限のルールのもとで行われる。

僕らは人間だ。

人間は細胞の集合体で、僕らは地球の細胞だ。地球は宇宙の細胞で、宇宙はまた僕らを構成する心の細胞だ。

助け合うことが難しかったとしても、殺し合わないことは簡単なはずだ。

人って本当に自分勝手だよなあ。自分勝手でいいんだけど、自分勝手じゃだめなんだよなあ。意図を汲み取らないで言葉だけで判断して批判する人、うわさ話だけで元情報も確認せずに文句たらたらの人、ニュースの見出しを読んで中身を読まずに否定する人、アクセスを稼ぎたいがために嘘の見出しを書いちゃう人、主観だろとか言っちゃう主観で喋る人、感情論ばかりだなとか言っちゃう感情論ばかりの人、宗教を嫌うことを信じている人、論点ずらすなとか言う論点ずらす人、自分から聞いておいて回答に聞き疲れる人、自分の考えが足りてないことを想定できない人、自分のイメージや先入観を持ってそれを前提に目の前の出来事を当てはめていく人、これらすべての塊みたいな人、それの何が悪いか考えようとしない人、面倒だ。

それらすべてが自分に当てはまらないかということを考える。

人を信じて自分を疑うことが課題だ。

人間でいることがとても難しい。人間でいなくなればどれほど楽だろう。気に食わないものをすべてめった刺し、すべて排除できたらどれほど楽だろう。

自分が信じたものを信じればいい。それでも自分が信じないものを攻撃する必要はあるだろうか。

自分が信じないものを見ないのも自由だ。自由だけど、絶対に見たほうがいい。