外出の用事でもなければ、けっこうな頻度で一食しか食べない。腹が減らないからという日もあれば、面倒くさいからという日もある。
今日は久しぶりに自宅で三食の珍しい日だった。朝はカップうどん、昼は納豆ご飯とたけのこのなんちゃら煮、夜は焼き鳥とたこ焼き、どう考えても健康的ではない。
自分が食事する理由に、「暇だから」というのがある。学生時代にほぼ毎日一食だったのは、お金がないからというのもあったけど、主に熱中するものがあったからだった。食事している時間があるならその熱中していることに時間を使いたかった。
今はなんというか、熱中したいものはあるんだけど、心か体か、わからないけど熱中するだけの力が足りない。そんなふうに「何かしなきゃ」という思いと、「何かする気力がない」という思いが共存する時、食べるか、ということになったりする。普段からしっかり食べているわけではないため、そんな時に食べられるような腹の状態にはなっていたりする。こんな感じで、常に食事に対しては、食べたいわけでも食べたくないわけでもないという、自分でも説明が難しいような心持ちでいる。
ところで最近、朝から昼は少し元気で、昼は満腹になるくらいたっぷり食べることが多い。昼過ぎはずっと頭がぼーっとしていて、ただ座っているみたいな時間が多い。気力がなくて、どうしたもんかとけっこう悩んでいるんだけど、夜はまた少し元気になる。で、徒歩五分くらいのスーパーに行こうと思って、寒いからちょっとだけ走ってみたりする。
それで気づいたんだけど、なぜかあんまり疲れない。まったく運動していないのに、少し前の自分だったら走れなかった距離が走れるようになっている。走ると言っても、徒歩と変わらないペースではあるんだけどね。
何も感じない無気力状態になってしまっているのか、はたまたたっぷりランチが効いているのか、わからないけどこの不思議な時間を楽しんでいきたい。