何をするにも、100という数値が目標としてわかりやすい。100回やったとか、100時間勉強したとか、100点取ったとか、100を超えることが一つ目のステージを終えることに等しい気がする。もちろんものによっては、10でもすごいとか1000じゃないとだめだとかあるかもしれないけど、僕の経験上は100、これが一つ目の壁であることが多い。
しかし、その100までいくにはけっこうな努力が必要だと感じるので、僕は常に10を目標にする。努力が嫌いだし、楽に楽しく、成功体験を積みたい。そしてその10を達成するために、まず1やってみることにする。1が出来ればあとは積み重ねで10に届く。さらにその連続で100に届く。そこまでは通常の努力でなんとかいける距離だなと思う。そして次のゼロを足して1000に届くのはなかなか難しそうだ。
1には行動の壁があり、10には継続の壁があり、100には努力の壁があり、1000には思考の壁があるのではないだろうかと思う。そして10000には才能の壁があり、その先には運の壁が、と見てもいない景色のことをあれこれ書いても説得力がない。
ただ、努力もしくは継続的な行動で100にいけることは知っている。だから100だなと思う。まず100を遠い目標に置いて、小さい目標の10を達成するために、目の前の1をこなしていこうと思った。まだ見ぬ1000の世界を見るために、何かのせいにするんじゃなくて、まずやってみろと自分に言い聞かせる。1000、これが何を意味するのかはわからないけど、その景色を見てみたいと思う。
すごく抽象的な数字の話になってしまったけど、これはけっこう当てはまるものが多いんじゃないかなと思っている。